10月11日、国道58号・久茂地交差点を舞台に、第56回那覇大綱挽が開催されました。
沖縄出身の私ですが、恥ずかしながらこれまで実際に那覇大綱挽を見たことがなく、話に聞くだけの存在でした。
今回は会社の窓からその様子を見ることができるということで、業務の合間に観覧することにしました。
当日は雨模様となりましたが、参加者の皆さんは合羽や傘を手に熱気あふれる演舞や旗頭に声援を送り、
会場は大きな盛り上がりを見せました。大綱が雨を含んで重くなった影響で、雄綱と雌綱を引き寄せる「綱寄せ」が難航。
クレーンを使って大綱を寄せ、カヌチ棒を挿入するという異例の展開になったそうです。

それでも、いざ大綱挽が始まる頃には雨も弱まり、空には晴れ間が見え始めました。
会場には地元の方々はもちろん、家族連れや観光客、海外から訪れた方々も集まり、久茂地交差点一帯は大きな熱気に包まれます。
そして、いよいよ勝負の時。「はーいや! はーいや!」
威勢の良い掛け声に合わせて、大勢の人たちが東西に分かれ、一斉に綱を挽きます。
世代や地域、国籍を越えて多くの人が同じ綱を握り、心をひとつにする光景は、
那覇大綱挽ならではの迫力と魅力を感じさせてくれました。

雨の影響により勝負時間は短縮されたものの、東西ともに一歩も譲らず、結果は引き分け。
復活後の通算成績は東19勝、西14勝、18引き分けとなったそうです。
那覇大綱挽は、単に東西の勝敗を競う行事ではありません。
大綱には、平和安寧や市民繁栄、商売繁盛、家庭円満など、さまざまな願いが込められています。
大きな綱を大勢の人で挽くことで、人と人、地域と地域がつながり、長く受け継がれてきた文化を体感できる。
それこそが那覇大綱挽の大きな魅力なのだと感じました。
大雨という予期せぬ状況のなかでも、掛け声と歓声が響き、多くの人が力を合わせた今年の那覇大綱挽。
来年こそは天気に恵まれたなかで、見るだけではなく実際に綱を挽いて参加してみたいと思います。
大雨の中で参加された皆さま、そして運営に携わった皆さま、本当にお疲れさまでした。
私どもPSC沖縄は、これからも地域とのつながりを大切にしながら、沖縄の発展に貢献してまいります。
(写真/文章:社員Kさん)